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SONAR X3dの新機能

Media Foundationビデオエンジン

SONARに、新しいMedia Foundationベースのビデオエンジンが追加されました。このビデオエンジンによって、解像度の高いビデオのパフォーマンスが向上し、H264、MPEG-4、AAC、GoPro Cineform/Protune、および多数のQuickTimeフォーマット（x64を含む）などのフォーマットのサポートに拡張されています。

Microsoft Media Foundationは、DirectShowに代わるWindows用の次世代マルチメディアプラットフォームであり、Windows Media Playerでも使用されています。

Media Foundationでは、DirectShowにはない次のような利点を提供します。

ビデオの再生品質とパフォーマンスの向上。

高解像度コンテンツのサポート。

完全な忠実性を実現する高度な色空間と機能強化されたフルクスリーン再生のサポート。

再生タイミングと同期のサポートの向上。

機能強化されたビデオ処理およびエラー耐性の向上。

より効率的なビデオアクセラレータ。

Media Foundationでサポートされるフォーマットの一覧は、http://msdn.microsoft.com/en-us/library/windows/desktop/dd757927(v=vs.85).aspxを参照してください。

ビデオのインポートの機能強化

SONARでは、以下のフォーマットのビデオをインポートできます。

AVI

MPEG-2

MPEG-4/H.264

QuickTime（H.264/ .m4vまたはMPEG-4エンコードのみ）

Windows Media

詳細については、ビデオのインポートと再生の方法を参照してください。

ビデオクリップの編集

オーディオクリップやMIDIクリップと同様に、ビデオのサムネイルにもヘッダーが付くようになりました。ヘッダーにはビデオファイル名が表示され、ヘッダーを左または右にドラッグしてビデオクリップの開始タイムを変更できます。

ビデオサムネイルトラックでビデオクリップを直接編集できます。

ビデオクリップを移動するには、クリップのヘッダーをドラッグします。

トリムインタイムを調整するには、ビデオクリップの左端をドラッグします。

トリムアウトタイムを調整するには、ビデオクリップの右端をドラッグします。

メモ：現時点では、ビデオクリップの開始タイムの調整はDirectShowビデオエンジンを使用している場合にのみサポートされ、Media Foundationビデオエンジンの使用時にはサポートされません。ビデオエンジンを変更する方法については、デフォルトのビデオエンジンを指定するを参照してください。

クリップのヘッダーにビデオファイル名が表示される

クリップのヘッダーをドラッグして開始タイムを変更する

クリップの端をドラッグしてビデオをトリムする

詳細については、サムネイル表示部を使うを参照してください。

ビデオのエクスポートの機能強化

Media Foundationビデオエンジンを使用している場合、SONARからWindows Media Videoにエクスポートできます。

詳細については、ビデオのエクスポートを参照してください。

 

関連項目：

SONAR X3の新機能について